コラム―子育て、ホット一息
この連載は、地元の民報『東北部新聞』に連載したものですこんにちわ。新しく連載を始めることになりました
こんにちわ。新しく連載を始めることになりました、発達相談員の中野さなえです。
皆さんからの相談なども織り交ぜて、子育ての悩みや喜び、何でも語り合えるコーナーにしてゆきたいと思っています。よろしくお願いします。また、いつでも相談を受け付けます。どんな些細なことでも遠慮せずにどうぞ!それに、この地域には、たくさんの子育て、教育の専門家がいます。私も窓口になり、ご紹介します。
さて、今日は、こんなお話から。
人の子育ては大昔から仲間と助け合っておこなってきた営みです。
人の助けを借りなければおっぱいも飲めない赤ちゃん、他の動物ではいませんね。
実は縄文時代の遺跡から、障害を持った大人の人骨が発見されています。命を守るには厳しい条件の障害のある子も、仲間が守って育ててきた証拠です。強いものだけが生き延びてきたのではないのです。子育ては、社会の責任だということを大昔の人は実践していました。恥ずかしいですね、今の日本の社会。
また、子どもが生まれるとたくさんの「親」を作ってきた歴史もあります。「名付け親」「拾い親」などなど・・・。
この地域の子たちも、大勢の愛で育てていきたいものですね。
(2013年3月22日 記)