コラム―子育て、ホット一息
この連載は、地元の民報『東北部新聞』に連載したものです目と目で心の通じ合い
2才児のSちゃんは、腹這いになっている赤ちゃんとお話しするとき、ちゃんと目をのぞきこんでいました。すごいなあと思いました。
そうすれば心が通じ合うことを、大人から学んできたのですね。
子どもに語りかけられたとき、テレビやスマホから目を離すように、気をつけなくっちゃね。「おはよう!」も、ちゃんと顔を見て言ってあげたら、子どもはとっても嬉しいと思います。
笑いも目から
さて、笑うことは人間だけが持つステキな能力、ほかの動物は笑いません。でも、人間であれば自然に笑えるようになるわけでもありません。
赤ちゃんは、笑顔であやしてくれる大人の二つの目を見て初めて笑いを覚えてゆくのです。
そ れも、おっぱいをもらう時の目と目の距離が一番なのです。自分を全部受け入れてくれる信頼できる大人に優しく抱っこしてもらってみる二つの目。
そ の大人にいっぱいいっぱい遊んでもらったら、明るく元気な笑顔の子になること、間違いなし。
(2014年11月 記)