2017年の旅

モルダウとスラブ舞曲のチェコとスロバキアへ

美しいプラハから。
歩数17000歩!素晴らしかったコンサート

 プラハの街は美しいとは聞いていましたが、本当に美しい。中世の建造物が其の儘残っています。町全体が世界遺産です。
 人口はチェコ全体で東京都と同じくらい、プラハは100万人ほどです。

 14世紀、カレル4世がカトリックを認め、城の中にたてた、珍しい国です。しかしのちに、フスが権力と富を持つようになったローマ教会に反旗を翻して処刑されたことは歴史で学んだことです。
 チェコではカトリック信者は人口の4割だけだそうです。ほかの国と比べてとても少ない。
 それはいわゆる「共産主義」時代、宗教が禁止されたため、プラハの春を迎えた後も宗教者が多くなったということです。
 宗教を禁止すること自体、共産主義ではありませんね。
 夕方からコンサートに行きました。
 世界音楽祭で街は大変な観光客でした。小学生や高校生の見学も大勢でした。
 街かどでも演奏している人、プラハ場内の大聖堂でもどこぞの合唱団が歌声を響かせていました。歌うのは自由だそうです。
 コンサート会場は町中にあります。
 私たちは、弦楽四重奏、ビバルディノ「四季」全曲に加えて スメタナ、ドボルザークの演奏を選びました。
 演奏会場はモーツァルトが演奏したというパイプオルガンがある礼拝堂でした。

   
     正面のパイプオルガンがそうです。

 演奏者はチェコ交響楽団のメンバーでしたが、その素晴らしさに震えがくるようでした。
 私は最前列で、演奏者をまじかに見ながら聞けたのでなおのことですが、久しぶりで聞いたビバルディはイ・ムジチ以上、「四季」が呼吸をしているように感じました。
 それにスメタナの「わが祖国」を弦楽四重奏で聞いたのも初めて、それが、四重奏とは思えない響でした。
 結局今日は1万7千歩、歩きました。ふー。

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プラハから。
1万2千歩あるきました。
プラハの街は、国際音楽祭のためもあって、大変な混雑です。
美しい街です。旧市街地は全部が世界遺産、道は全部石畳です。
バロック、ロココ、ルネッサンス・・・などなどれぞれの時代の建築物がそのままのこっており、みごとです。
プラハ城の中に大聖堂がありますが、国とカトリック教会と対立しなかった珍しい国ですね。
今からコンサートに出かけます。

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おはようございます。
着物を持ってきた仲間がいて、昨夜のコンサートは着物姿で。     
プラハの街を着物で謳歌しました。素敵でした。
また背丈はもちろんですが、横もとても大きな方も多いので、「私たちの多少の太さはまったく気にならなくなり、自信がつくね」とジョークが飛びます。
でも、オゾン層が壊れて紫外線で発がんの恐れもあるといわれている中で、太陽光をいっぱい浴びるために肌を露出していいのだろうか…なんて余計なことを考えました。
    
     プラハ城の中の大聖堂です。

       (2017年5月19日  記)