2017年の旅

モルダウとスラブ舞曲のチェコとスロバキアへ

スロバキアへ移動。
誕生日を迎える人がプレゼントを配る!!

 今日は移動日。チェコからスロバキアへ入りました。

 ボヘミア地方からボスニアを通ってスロバキアへ。約6時間の間、ずっと、行けども行けども広いひろい丘が続き、北海道よりはるかに広いと思いました。
 しかも、今、菜の花が真っ盛り。黄金の丘が続きます。見事でした。美しい。
 ボヘミア地方の人は、独立の時、チェコと一緒になりたいとの希望もあったそうです。ボヘミアと一体だったのでしょうね。
 首都プラチスヴァの大統領官邸前のホテルにいます。ここは通過地点のようなもので、明日はタトラ山脈のふもとへ移動して、3日間、村のみなさんや村長さんとの懇談交流、学校訪問などがメインになります。


         大統領官邸

 屋根のてっぺんに旗が翻っていたので、今日は大統領は在宅の用ですね。留守の時は旗がたちません。
 プラチスヴァは面白い街で、住民は4カ国語を使うのだそうです。チェコ語、スロバキア語、ハンガリー語、ドイツ語です。
 そんなところに、陸続きで常に侵略の歴史があったし、交流の歴史も深いのだと思わされまます。国境に接している町ですし。島国日本では考えにくいことがありますね。
 写真はホテルでみんなで折り紙の練習。学校訪問の時、子どもたちと一緒に折ろうという計画です。
 昨日はご一緒したNさんの誕生日でした。
 ホテルではサプライズで、ケーキとフルーツのプレゼントが用意されていました。
 スロバキア在住のガイド、邦子さんの話では、スロバキアでは誕生日を迎えた人が周りの皆さんにプレゼントをするのだそうですよ。
 だから子供の誕生日の時は、クッキーをクラスの友人分焼いて用意するなど、忙しいのだって。

スロバキアに入りました。
こちら、8時過ぎても明るい。サマータイムに入っています。調子が狂います。
首都プラチスヴァにも、大統領官邸前に大きな広場があります。
ヨーロッパはどこでも、街の中心に広場があります。大事な空間だと思います。
ここから民主主義が生まれるような気がします。
日本大使館。学校訪問の時、子どもたちと一緒に折る折り紙の練習。

       (2017年5月20日  記)