ニュージーランドの旅─ワイトモ鍾乳洞で礼電、うつくしかった土蛍
ワイトモの鍾乳洞へ行きました。
途中で停電、真っ暗。スマホの光で進む。
運よく入れましたが、私たちが最後のグループとなりました。
暗いだけでなく酸素濃度の測定器が動かなくなったので、入場はストップとなりました。
大聖堂と呼ばれるちょっと広い場所があって、小さなコンサートホールのような感じです。ここでは歌っていいことになっていました。
旅の仲間はそのまま合唱団として、訪問の先々でお礼に歌ってきていますが、今日は鍾乳洞の中でも歌いました。
1曲のつもりでしたが、なんとスタッフの方から2度のアンコールがあって、結局3曲歌いました。
鍾乳洞の中で光る土蛍の美しかったこと、実はハエの幼虫。
ワイトモ中心に広範囲の停電で、予約していた昼食のレストランも使えなくなり、そこから1時間半車で移動して、やっと昼食にありつけました。
停電は困るけど、旅のハプニングは、これまた楽し。
地熱発電を視察したつぎの日に大停電とは!
写真は、来年中止になる火力発電所。これで火力はなくなるとのこと。日本とは違いますね。
ガイドのDAIさんの話では、中国がNZのきれいな水を狙って買い占めをしようとしていたが、つい数日前、国の許可なしに勝手に土地や水の権利など売ってはいけないとの法律ができたそうです。
イギリスがEUに入ってから(今は反対の動きですが)、イギリスへの羊毛の輸出がうまくいかなくなり、代わって中国で牛を飼ってくれるようになったし、観光でも中国からたくさんの人がくる。
でも、だからと言って国を売ることはしない、というNZの国民の心意気を見た思いです。